委嘱初演「笑顔はどれだけあってもいい」 について⑥
自分の笑顔、私がアンセム・プロジェクトでいただいた笑顔を、東混さんの笑顔を音楽に乗せて届けたいという思いで作った曲、「笑顔はどれだけあってもいい」についてお話ししています。6回目ですね! 前々回、「念のためこの曲以外にも東混さんに送らせていただいた」と書きました・・・!今日はその事について(笑) 何はともあれ、作詞作曲から始めたこの新曲は無事完成し、東混のマネージャーさんに送ったら、「今回の公演には内容が合わないので次の機会にしましょう!今回は『ありがとう』の方を演奏します」ということになりまして、昨年9月の公演ではなく、2020年02月11日(火)の公演、 第42回 神奈川県合唱フェスティバル~フォークロアの祭典~ =東京オリンピック・パラリンピック開催記念= 東京混声合唱団(アンセム・プロジェクト)と共に で取り上げていいただくことになったのです!公演まで、まだ期間があったので、若干の改定もさせていただきました、 6回にわたるブログで、ちょっと長くなりましたが、以上の経緯で「笑顔はどれだけあってもいい」が生まれました。東混さんの歌声・ハーモニ
委嘱初演「笑顔はどれだけあってもいい」 について⑤
アンセム・プロジェクトから生まれたこの曲には、そのほかにもう一つ私の思い、伝えたいメッセージがあります。 私は、様々な方から「いつも元気で明るい」と思われていますが、「いつも」なんてことはないんですよ(笑)。もちろん基本的には明るいですが、やはり、落ち込みますよ(笑)。ここでは具体的な落ち込みエピソードは書きませんが、正直なところ、家族や自分自身に当たってしまうこともありました。ゴメンナサイ。でも、そんな私を認めてくれて、いつも笑顔をくれて、何度も助けられました。自分の落ち込みモードを態度で示すのではなくて、自分から笑顔を作れば、そのうち気分は上昇することも分かりました。 私は、目の前にいる人、周りにいる人、関わってきた人が落ち込んでいたら、もし可能なら、(私の勝手かもしれませんが、)元気になってほしいなと思います。音楽を一緒にやってきた仲間たちの中にも、そういう(そうなってしまう)人がいます。私は、基本的には、暗い人や落ち込んでいる人と一緒にいたいとは思いませんし、そう思う人は、あまりいないとも思います。 もしそんな人がいたら、私がもらった笑顔
委嘱初演「笑顔はどれだけあってもいい」 について④
この話題、今日で4回目ですが、アンセム・プロジェクトに関連した話については、今日で最後です! レコーディングのクールも後半のあるとき、指揮の山田さんが指揮を終えると「首藤さん、いいね!」と認めてくれました!東混の皆さんにも、パワーアップした音楽が伝わったようです!そして山田さんから、「東混にアンコールピース書いてくださ〜い」とお声かけいただいたのです。 「やったあ!」と、心の中で叫びました!(やっぱり、認められたり、褒められたりしたら嬉しいですよ!) そして、今回の「笑顔はどれだけあってもいい」を書かせていただくことになったのです!ただ・・・、山田さんが「じゃあ、次の公演に間に合うよう、叙情的な感じで、仕上げてね!」っておっしゃって、2週間後が締め切り!じゃないですか! さあ、どうしようか(笑)と思いました。 私は、曲を作るときに、いつも何か(自分にとって)新しいことにチャレンジしたいと思っています。それはなぜかというと、当たり前かもしれませんが、同じようなことをしたら、同じような曲になってしまうからです。もちろん、依頼者の方からの要望もあります
委嘱初演「笑顔はどれだけあってもいい」 について③
「笑顔はどれだけあってもいい」について今回は3回目です! 前回はこの委嘱曲の作曲経緯ということで、アンセムプロジェクトのお話が出ました。 アンセム・プロジェクトをご一緒させていただく中でやりたいことがありました。 たくさんの作編曲家が集まるのもあって、やはり皆さんがどのようなアレンジを書くのかが気になりました。そこで、自分とは違う感覚を持った仲間の音楽をなんとか理解して感じ取りたい、良いと思ったところは全部取り込みたいと思い、自分が担当していないものでも、ほとんどのレコーディングを見学させていただきました。アレンジャーの皆さんのアレンジもとてもとても勉強になりました。一言で言うと、みなさんの音楽に対する思いを感じることができました! 山田さん、東混さん、アレンジャーの皆さんのおかげで、たくさん成長させていただきました!ありがとうございました! 今日はちょっと短いので、宣伝を(笑) この、アンセム・プロジェクトで出来上がった世界の国々の国歌のCDがキングレコードさんから、2020年6月3日に発売が決定! こちらです!!! CDは、地球儀に入る予定!
委嘱初演「笑顔はどれだけあってもいい」 について②
「笑顔はどれだけあってもいい」についての記事2回目です! 第1回目はこちら! アンセム・プロジェクトで出会った東混さんでしたが、今回は、委嘱曲を作る事になった経緯について少しお話しします! アンセム・プロジェクトの、アレンジメンバーは、アベタカヒロさん、名田綾子さん、森田花央里さん、山下祐加さん、山中惇史さんということで、多方面でバリバリ活躍されている方々! 正直プレッシャーが大きかったですが、これはありがたい!チャンスや!と思い、喜んで参加させていただくことになったのです。 世界の国歌は200を超えます。 これだけの数なので、6人で手分けしてアレンジをしてレコーディング、の繰り返しが、全部で9クールくらいでしょうか、続きました。 録音は、東京にあるキングレコード関口台スタジオで行われました。地下鉄から降りて、坂を登って・・・。まさに、ドキドキ・ワクワクです! 大きなスタジオに入るのは初めてで、すごく緊張したのを覚えています。 そして、あの東京混声合唱団さんですよ!プロの声楽家の集まりですよ!!!指揮者は山田和樹さんですよ!!! プロの方のイメー
委嘱初演「笑顔はどれだけあってもいい」 について①
こんにちは、首藤健太郎です! 来たる2020年02月11日(火)に合唱のフェスティバル公演があります! その名も、 第42回 神奈川県合唱フェスティバル~フォークロアの祭典~ =東京オリンピック・パラリンピック開催記念= 東京混声合唱団(アンセム・プロジェクト)と共に というタイトルです。 今回はこの副題にも書いてある、「東京混声合唱団(アンセム・プロジェクト)」に関連して取り上げてくださる、「笑顔はどれだけあってもいい」という曲について、少しずつお話ししたいと思います。 まず、今回は、東京混声合唱団さんとの私の出会いのお話からさせていただきます。 合唱界ではみなさんご存知、日本を代表するプロ合唱団ですね! 略称は「東混(とうこん)」さん! 東混さんについては、こちらをご覧ください! ありがたいことに、合唱関係のお仕事を少しずついただけるようになってから、人気作曲家の信長貴富先生からご連絡があったのです。 ざっくり要約すると「世界の国歌を混声合唱編曲で録音するアンセム・プロジェクトのアレンジメンバーとして編曲をしてほしい」という内容でした。 アン


自然への喜びの讃歌
こんにちは! 「自然への喜びの讃歌」 が出版されました! 「幼少時の回想から受ける霊魂不滅の啓示 より 10 混声合唱とピアノのための」という題で作曲し、「自然への喜びの讃歌」と名を変えての、カワイ出版さんからの出版でございます!ありがとうございます! ・ 初演情報 2019年3月20日(水) 鎌倉芸術館小ホール 湘南高校合唱部 春の定期演奏会 指揮:岩本達明 合唱:神奈川県立湘南高校合唱部 ピアノ:榮萌果 その後湘南ユースクワイアさんも関東合唱コンクールで演奏してくださいました。 ご覧になりたい方、ご購入を検討の方はこちらをどうぞ! Youtubeには湘南ユースクワイアさんの演奏がアップされています! どうぞご覧くださいませ!
「自然への喜びの讃歌」 湘南ユースクワイアさん が 音源をアップしてくださいました!
こんばんは! またまた、久しぶりの投稿になってしまいました! 湘南ユースクワイアさん が 音源をアップしてくださいました! 「自然への喜びの讃歌」という曲です! この曲はもともと、2018年の全日本合唱コンクールからの出会いで、指揮の岩本達明先生と湘南高校合唱部のみなさんと関わりを持つようになり、委嘱作品として作曲されました。 2年前に滋賀へ引っ越してきてから、ワーズワースの詩に出会い、湖の近くに居住するという共通点から親しみを持ち、初の英語の詩でしたが、「幼少時の回想から受ける霊魂不滅の啓示 より 10 混声合唱とピアノのための」という題で作曲し、彼らが初演をしてくださいました。 ・ 初演情報 2019年3月20日(水) 鎌倉芸術館小ホール 湘南高校合唱部 春の定期演奏会 指揮:岩本達明 合唱:神奈川県立湘南高校合唱部 ピアノ:榮萌果湘南高校 その後湘南ユースクワイアさんも関東合唱コンクールで演奏してくださいました。 世間が台風で混乱する中、とても大変だったことと思います。 アップされた音源はこちらで聴けます! そして、去年の末にカワイ出版さん