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新作初演 余呉の羽衣伝説 制作日記 その002


こんばんは!

 新作初演 余呉の羽衣伝説 制作日記 その002

 ということで、今日はテキストと構成の話を少ししたいと思います。

 今回のイベントは、 三田村正子さん 作詩 余呉湖の羽衣伝説 を使用、ということで依頼を受けました。

 作者の三田村さんは1930年東京に生まれ、1941年彦根市に移った方で、その後長浜に住まわれ、中学校の講師をされていたそうです。

 ここには原文を全て載せられないので詳しい説明はできかねますが、物語には羽衣をまとった天女と、漁師の桐畑太夫が登場します。

 この作品は、物語を説明するナレーターが語っている部分、天女と太夫2人の登場人物のセリフ、が混在する形で書かれている詩ですので、作曲するためにはまず、全体をよく読み、誰が話しているのかを明らかにする必要がありました。

 読んでいて、方言?と思われるところがあったので、先日、長浜市出身のご家族をもつ方に聞いてみたりもしました。

 次に、どの部分をどのような表現方法にするか(歌なのか語りなのか等)を決めていきました。

ここは、ナレーター・天女・太夫の3者の誰が言っているのか、わかるような作りにする必要があります。

 そして、テキストに沿って、音楽の構成を大まかに決めて、番号を振り、それから作曲していきます。

 途中で変更することもありますが、今回は、合計12曲になりました!

さて、どのような音楽になるでしょうか!?

次回は編成のお話をしたいと思います!


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